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2017-11

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初エジプト旅行 ドイツ経由 その伍 ルクソール2 - 2011.01.02 Sun

朝食をたらふく食べた後、部屋で西岸観光のプランを練って(今頃!?)
ホテルを出発。
見たい場所は、
◯王家の谷(ツタンちゃん、ラメセス6世の墓)
◯ハトシェプスト葬祭殿
◯貴族の墓(ラモーセ、ナクト、パバサの墓)
◯ラメセウム
◯デール・イル・マディーナ(センネジェム、パシェドゥの墓)
◯ラメセス3世葬祭殿
◯メルエンプタハの墓
すげー欲張り!(笑)
なにせ西岸の広さも暑さも全然わからないので、とりあえず見たいところを
全部ピックアップしてみましたって感じです。
(これがあとで大変だったと思い知る事になるのですが・・・)

ナイル川沿いを少し歩くと、ローカルフェリーの乗り場があります。
ローカルフェリーは1ポンドと地球の歩き方には書いてあるぜ~♪
と、乗り場に行ったら桟橋のにーちゃん、2ポンドと言いやがった。
わけわからん。
1ポンドだろーと言っても、往復だとかわけわからんこと言いやがるので
”ツーリストポリスに言ってやる”と踵を返したら
”OK、OK!”だと。
ローカルフェリーでもこれかい!!
とあきれながらフェリーに乗り込みます。
1ferry.jpg
結構かわいいローカルフェリー。
地元の人のアシです。

フェリーに乗ってると、タクシーの客引きがウルサイとのことだったので
その中で交渉すればいいかなーと思っていたら、だ~れも声かけてこない。
ちょっと拍子抜け。
で、西岸に着いてフェリーを降り際にひとり、名刺(?)を出して声かけてきた。
とりあえず金額を聞いてみる。
兄ちゃん;どこに行きたいんだ?
私;(行きたいところを書いた紙を出して)これ全部。いくらで行ける?
兄ちゃん;これ全部?7ヶ所も行くから300LE(エジプトポンド)
私;たっかー!話にならんわ。(と立ち去る)
兄ちゃん;待て待て待て。そっちの言い値を言ってくれ。
私;そうだなー。100LE。
兄ちゃん;それはないよー。7ヶ所も行くのにー。
私;じゃいいよ。バイバイ。
兄ちゃん;待て待て待て。じゃあ200でどうだ?
私;高いって言ってるやんかー。
  普通1日チャーターしたって100LEだって聞いてるよ。バイバイ。
兄ちゃん;待て待て待て。じゃあ150でどうだ?
ま、そんな会話のやりとりが続いて、
時間も時間だったし、他と金額比較してる暇もないので
最終的に130LEで行ってもらう事に。(これでも高かったんだと思うけど)
その兄ちゃんの弟だとかいう若いドライバー(うそっぽいなー)が乗ってる車に
乗れと言われて出発。(車は結構新しくて悪くなかった)
まずはチケット売場に行って、ここで買わなければいけないチケットを購入。
(このチケット売場でしか買えないチケットと現地で買うチケットがあるのです。
ややこしいったら)
で、車に戻るとドライバーのにーちゃんが、ちゃんとチケットを買えているか
私の行きたいところメモと照合。
親切なんだかどーなんだかよーわからん・・・
だったら買う時にアドバイスしたらええやんかーと思ったが、
まぁよしとして出発だ!

最初に向かったのは王家の谷。
ここへ行く途中、ドライバーのにーちゃん、とんでもないことを提案してきた。
曰く、王家の谷の裏手に次にいくハトシェプスト葬祭殿があるから、
王家の谷を見て、その後歩いてハトシェプスト葬祭殿を見たらどうだ?
もちろん車で移動してもいいけれど・・ときた。
地理は全くわからないけれど、12月とはいえこの気温30℃の乾燥した砂山を
歩けってか?しかも道もわからんのに。
速攻”車で移動”といって却下
車チャーターしてるのになんで客が徒歩で歩かなあかんねん!?
アホくさいにもほどがあるわ。
で、王家の谷の駐車場で待ち合わせ時間を決めて、さくさく観光へ。
谷の入場チケットを買って、トゥクトゥクというミニトレインに乗ろうとしたら
これも別の窓口でチケット売ってるときた。
もー、ややこしいなぁ。
2tuktuk.jpg
で、たどりついた王家の谷。
ここには盗掘を免れるために作られたファラオたちの墓があります。
全部で62発見されているけれど、普段は10数基ほどしか公開されていないそうです。
ここでのおめあては、あのツタンちゃんとラメセス6世のお墓。

3kings valley
暑~!!こんなん歩いてたらひからびるわ!!
たぶんあの山の向こうにハトシェプスト葬祭殿があるんだろうけど
誰が歩くか!!
ここでも入口でカメラ没収預けで、内部は写真撮れず。
以下の写真はネットより拝借したものです。

EGYPTK~1
ツタンちゃんの墓。
なんと別料金100LEもとられます。
高いからか、観光客もほとんどおらず、がらーんとしてました。
若くして突然死んだのでお墓の用意ができず、
シンプルで小さなものになったんだとか。
(諸説ありますが・・・)
1922年にイギリスの考古学者、ハワード・カーターが発見。
ほとんど盗掘されていなかったため、埋葬されたときのままに
豪華な副葬品が残っていた。
黄金のマスクや副葬品はカイロ博物館に、
石棺とミイラ型棺は墓の中に置かれている。
とのガイドブックの説明。
壁画のヒヒは天の12時を現すらしい。
そして私の行った時は、ツタンちゃんのミイラは棺の中ではなく、
ガラスケースの中に白い布を布団のように掛けて展示されていて、
さらし者状態だったのが少しかわいそうな感じでしたね。

rameses6_20110107225812.jpg
ラメセス6世の墓。
ここも別料金50LE。しかし、ここの壁画はすごかった。
玄室へ降りていく通路の壁にも天井にも壁画がびっしり!!
そしてここの見どころは玄室の天井にある、背中合わせに2体描かれてた天の女神ヌゥト。
これが見たかったんだー。
片側は夜の場面で、女神ヌゥトは太陽を体内に飲み込んでいる。
もう片方は昼で、ヌゥトは口から太陽を生む。
王家の谷の中でも最も美しく残っている壁画と言われているだけあって
素晴らしい壁画でした。
時間があったらしばらく浸っていたかったなぁ。

駐車場へ戻って、お次のハトシェプスト葬祭殿へ。
4hato.jpg
ここもかーなーりー暑い!
当然トゥクトゥクでテラスまで移動です。
ここでも乗車料金以上の金を取ろうとするトゥクトゥクの運転手。(笑)
当然無視。
5hato.jpg
ここは側室の息子トトメス3世を退けて王位についた
ハトシェプスト女王が建てたもの。
ルクソール西岸の中でも、ひときわ立派な葬祭殿なのだ。
ハトシェプストは、紀元前1473年から1458年の間在位していた女王。
義理の息子にあたるトトメス3世を押しのけて王になってしまったり、
補佐役である建築家のセネンムトと愛人関係にあったり……と、
いろいろ悪いウワサの耐えない女性だが、
戦争よりも交易を重視する平和的な人物だったという、
好意的な見方もある。
ただし、王が女性であることは不利だったようで、
彫刻やレリーフの中のハトシェプストは、いつも男性の姿で描かれている。
ハトシェプストに退けられ、後に王位についたトトメス3世は、
相当彼女を憎んでいたらしく、この葬祭殿にあったハトシェプストの像や
名前を削り取らせ、壁には今でもその削った跡が残っている。
ほんまに削られてました・・・。
しかし暑くて色々歩き回れたもんじゃなく・・。
12月初旬でこれだったら、夏は一体どんなことになっているんだろう??
マジで干からびそうですな。
ちなみにここの観光をしている間に、ドライバーのにーちゃんは
家に帰ってご飯を食べてお祈りをしてきたらしい。

次は「世界一自己顕示欲の強い男」オレ様ラムセス2世の葬祭殿。
6ramesseum.jpg
さすがここもオレ様だらけ~(笑)
7ramesseum.jpg
柱もでかいったら・・・
8ramesseum.jpg
柱に比べて右側のこの破片の巨大な事!
ラメセス2世像の破片なのですが、型破りな大きさです。
どんなでかい自分の像建ててたんだ?さすがオレ様。
あまりのでかさにある意味感動。

お次は貴族の墓。
常時公開されているのは10数基ほどで、
墓の規模は王家の谷のものよりはるかに小さいが、
彩色の残った美しい壁画を見ることができるということで
行ってみたかった場所。
当然撮影禁止。(泣)
9tomb of nobles
全体はこんな感じ。
駐車場に着いた時から、”墓の位置がわかりにくいからガイドがいる”
とかわけわからんこと言って来る奴あり。
ほんまかいなー?いや、でも自分で行ってみようと、
しつこいガイド客引きを断るけどしつこいったらありゃしない。
最初10ドルとかとんでもないこと言ってきてまとわりつくので
”はぁ?高いわ!エジプトポンドだろ?”と言ったら
”エジプトポンドなら20!”
”いらんわ!”
”じゃあ10ポンド”
”いらんっちゅうてんねん!”
こーなったら意地でも自力でまわってやる!と
地球の歩き方を頼りに歩いてたらちゃんとまわれました。
ほんまにもう・・・エジプト人。
24tomb of nobles
一応道の交差するところにはこんな看板もありますが、
最近の地球の歩き方は結構正確なのでそれだけで十分お目当てのお墓には
行き着けました。

泣き女の壁画で有名なラモーゼの墓
CIMG3167.jpg
当時は死者が運ばれる道すがら、お金をもらい悲しみを演出する
「泣き女」という職業があったとか。
今でもどこかの国にそんな風習があるようなことをTVで見ましたが
おもしろいですね。

メディネト・ハブ(ラメセス3世葬祭殿)
ラムセス3世がラムセス2世に憧れ、「ラムセウム」をまねして作った葬祭殿。
11medinet habu
ここもりっぱな葬祭殿で、塔門がよく残っています。

12medinet habu
ラメセス2世に憧れていただけあって、敵を討つ姿など
自分の勇ましさをアピるレリーフが目につきます。(笑)

13medinet habu
塔門の天井に彩色が残っていて、かつての葬祭殿がいかに色鮮やかだったか
ということをうかがわせます。
しかしでかい建造物だらけですね。

暑くて死にそうになりながらデール・イル・マディーナへ。
ここは王墓や神殿の造営に携わった職人たちが住んでいたところ。
丘の斜面に、職人たちが自分自身の墓を作っていて、
この墓内部の壁画が見どころ。
来世での生活の様子などが描かれていて、
古代エジプト人が日頃どんな生活を送っていたかが想像できるのだ。
当然ここも撮影禁止。
入口(っても坂道の途中の休憩スペースみたいなところ)でカメラ没収。
しかも砂だらけのふきさらしの棚に置き去り。
午後の暑い時間なので、そのへんの日陰にはエジプト男が
ごろごろ転がってる・・・この人達ってなにして暮らしてるんだ?(笑)
10deir el medina
集合住宅の跡。
墓は丘の斜面にあって、これまた登りがきつい。
ほんまに苦行のようでした。

21pashedo.jpg
パシェドゥの墓の壁画。
壁面奧のオシリス神とウジャトの目が印象的。
このウジャトの目、見たかったんだ~。
『ウジャトの目』とは、
古代エジプト神の中で最強の神の化身とされるハヤブサの姿で描かれるホルスの目。
真実を見通すと言われ、よくお守りのモチーフにもされています。

22sennnejem.jpg
センネジェムの墓の壁画。
ミイラを作るアヌビス神が描かれています。

貴族の墓もここのお墓も、入るとそこにいるおっちゃんが
やたらと説明をしに来る。
しかも、
”これがヤシだ!”とか”これがゼブラだ!”とか
”見りゃわかるわ、そんなもん!!”
ということしか言わないし、絶対に後で”バクシーシ”とか言って
お金を要求してくるのは必至なので、
”自分で見るから!”と断ってもしつこいしつこい。
こっちとしては、入場料払ってるんだからそんな奴らに払う義務はない!
と無視してたんだけど、私って狭量なのかな?

14memunon.jpg
帰り道にメムノンの巨像にさようならを言って西岸観光終わり。
マジで干からびる寸前。
水は持っていたけど、重いからって小さなペットボトルだけだったし、
30℃でこの乾燥、この日射しでかーなーり水分とられました。
これ以上頑張って、このエジプトで脱水症なんてことになったら
とんでもないことになりそうだし、このへんで撤収。
タクシーのにーちゃんは
“この後、お茶でもどう?”とか”明日の予定は?”とか
定番の事しつこく聞いてきたけど、ずるずるとごまかして降車。
ローカルフェリーで東岸へ戻り、しばしホテルで休息することに。
15faruka.jpg
ファルーカ、炎天下で乗ったら暑いだけなんだろうな・・・(笑)
手っ取り早く水分&塩分&エネルギー補給に
ミネラルウォーターにポカリの粉末を溶いて一気飲み。
初めてポカリの粉末が活躍だ。
そしてしばしお昼寝。これ、かなりの体力急速チャージになりました。

20tiket2.jpg
本日巡った西岸の遺跡のチケット。
我ながらよーまわりましたわ~。おなかいっぱい。
もー遺跡は当分ええわって感じ。(笑)

ナイル川に沈む夕日。
16sunset.jpg
オレンジ色から
17sunset.jpg
日が沈んだ後はバラ色に・・・。
ナイルビューの醍醐味ですね~。

さて、夜にはカルナック神殿の音と光のショーを見にカルナックへ。
歩いて行ったら結構遠くて、途中真っ暗な道にはなるわ
神殿と思ったら違ってたわ、すれ違う人に
”カルナックこっち?”と確認しながら40分ほど歩いてやっと到着。(汗)

チケットを買って、ショーの始まるのを待ちます。
最前列を陣取って待ってるのは、中国人観光客。
結構多かったー、中国人観光客。最近はどこでもそうですね。
18karnak.jpg
このショーは歩いて移動しながらショーが進行、
最後に聖なる池(昼間の観光では入ることはできません)の
反対側にある観覧席に座って、しばらくナレーションとスクリーンに映る
ビジュアルとでショーが展開されて終わり。
写真はOKだったのですが、真っ暗な中私のデジカメのレベルでは
きれいに撮れませんでした。(泣)
帰りは道がわかっていたし、気温も下がって気持ちよかったので
ぶらぶら歩いて帰りました。

19kokutel.jpg
ホテルの近くのジューススタンドで、
コクテール(エジプト版ミックスジュース)を飲んでみました。
”お腹大丈夫かなー?”とか思いながら
おいしくて一気飲み。
5LE(約75円)
このジューススタンド、ルクソール滞在中フル活用したことは
言うまでもありません。

これで早朝の気球フライトから始まった
ルクソール2日目はやっと終わり。
長かった~!
ここまで読んでくださった人もお疲れさまでした~。(爆)
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● COMMENT ●

NoTitle

怒濤のような観光・・(汗)
凄いね~これだけ回ったんだね~。えらい!

もう、遺跡はお腹いっぱい状態・・なんか、わかります~。
おつかれさま・・・。

NoTitle

>いたちさん
すごいでしょ~(笑)
我ながらこの歳でよー頑張ったと思ったわ。
最後はほとんど意地やった・・・(爆)
でもおもしろかったよ!

お疲れ様でした

すごく精力的に遺跡めぐりをされたのですね。
私、その昔、トロヤに行ったときに、「遺跡満腹状態」に陥って、もうええわ~と思ったのを覚えています。
でも、この壁画、素晴らしいですね。

やっぱり、エジプトはすごい!!

でも、エジプト人と掛け合って、まけさせるbeagleoneさんも、すごいわ!!

NoTitle

>らくださん
いや~、さすがに詰め込み過ぎたと後悔しましたよ。
この壁画にゆっくり見た~い!と思っても時間がおしてたし・・
いやゆっくり見たくてもバクシーシ狙いのエジプト人のおっちゃんがうるさくてゆっくり見れないんですけどね・・(爆)
ほんまにこんな素晴らしい壁画&建造物を造ったエジプト人
いったいどこへ行ってしまったのでしょう?


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プロフィール

ロイワン

Author:ロイワン
食べるの飲むの好き、建築巡り好きなヒトの興味のおもむくままの雑記帳。ビーグルのように、”なにかおもしろいことないかな?”と常に興味津々。 以前は住宅の仕事をしており1級建築士とインテリアコーディネーターを持っていますが、現在は店舗の内装や装飾の仕事に従事。 仕事の肥やしに・・・を言い訳に年に2回の海外旅行が何よりの楽しみ。 乗馬も楽しみの一つだが、椎間板ヘルニアを患ってからは調子をみながら月に1回が限度という状態(泣)

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